発表会に出ることを目的にしなくても、津軽三味線は習えます。
人前で弾くことが好きな方もいれば、自分の楽しみとして続けたい方もいます。
どちらが正しいという話ではありません。
ただ、発表会が苦手な方にとっては、「習い始めたら参加しなければならないのか」は、教室を選ぶ前に知っておきたいところです。
発表会への参加と、楽器を習うことは別です
発表会は、練習の目標を作ったり、人に聴いてもらう経験を得たりする機会になります。
一方で、人前へ出ることに強い負担を感じる方もいます。
趣味として楽器を習いたいのに、発表会のことを考えると始めにくいのであれば、教室の目的と自分の目的が合っていません。
津軽三味線を習う目的は、舞台だけではありません。
構え方を整える。
撥の持ち方を覚える。
音の出し方やリズムを身につける。
弾いてみたい曲へ少しずつ進む。
こうしたことも、十分にレッスンの目標になります。
発表会がなくても、上達の区切りは作れます
人前で演奏する予定がないと、目標を作りにくいように見えるかもしれません。
ですが、レッスンの中でも区切りは作れます。
- 前より力を入れずに構えられる
- 撥が糸へ安定して当たる
- 音の詰まりが減る
- 一つのフレーズを一定のリズムで弾ける
- 弾きたい曲の一部分まで進む
大きな本番を一つ置くのではなく、演奏の中で分かる変化を目標にします。
目標が小さいという意味ではありません。
楽器を弾くうえでは、どれも必要な積み重ねです。
教室によって発表会の扱いは違います
音楽教室を選ぶときは、発表会があるかだけでなく、参加が必須なのか、希望者だけなのかも見ておきます。
発表会へ出たい方にとっては、演奏の機会が多い教室のほうが合う場合もあります。
反対に、人前での演奏を目的にしていない方は、参加を前提にしない教室のほうが続けやすくなります。
教室の方針と自分の希望が違うまま始めると、レッスン内容そのものが良くても負担になります。
ここは、入会後ではなく、体験や問い合わせの段階で聞いてよいことです。
のすけ会では定期的な発表会を行っていません
広島の津軽三味線教室「のすけ会」では、現在、定期的な発表会や練習会を行っていません。
人前で演奏することを共通の目標にするのではなく、一人ひとりが自分のペースで津軽三味線を楽しみ、少しずつ上達することを重視しています。
発表会へ向けた一律の進み方ではないため、趣味として楽しみたい方、基礎をきちんと身につけたい方など、それぞれの目的に合わせて内容を考えます。
一方で、発表の場を求めている方には、現在の教室方針が合わない可能性もあります。
発表会がないことを、すべての人にとっての長所として書くつもりはありません。
何を目的に習うかによって、教室の選び方は変わります。
体験レッスンで聞いておきたいこと
発表会へ出たくない場合は、その希望を体験レッスンで伝えて構いません。
そのうえで、次の点を聞いておきます。
- 人前での演奏を目標にしなくても受講できるか
- 自分が弾きたい曲や身につけたいことを相談できるか
- レッスン内で、どのように上達を見ていくか
- 教室の進め方が自分の目的と合っているか
発表会へ出るかどうかより、何のために津軽三味線を習いたいかが先です。
その目的を無理に変えなくても通える教室かどうかを、始める前に知っておくと話が早くなります。
教室の方針を体験レッスンで確かめられます
のすけ会の体験レッスンは、50分の個人レッスンです。
料金は4,500円で、教室の三味線を使用できます。
実際に津軽三味線へ触れながら、レッスンの進め方や、ご自身の目的に合うかを判断できます。

