第三の場所は、親しい仲間を増やすためだけの場所ではありません。
家と職場、あるいは学校を往復する日々のなかで、「もうひとつ、自分が落ち着ける場所があったら」と思うことはありませんか。
とはいえ、友人を増やしたいわけでも、大勢の集まりに参加したいわけでもない。自分の好きなことに時間を使いたい方もいるでしょう。
そんな第三の居場所を探すときは、場所の名前よりも「人とどのくらい関わりたいか」「そこで何をして過ごしたいか」「無理なく続けられるか」を考えると選びやすくなります。趣味や習い事も、その選択肢のひとつです。
第三の居場所は、にぎやかな場所でなくてもいい
家族の一員、職場の担当者、学校の生徒。私たちは普段、さまざまな役割のなかで過ごしています。
それらは大切なものですが、ときには役割を意識せずに過ごす時間もほしくなります。
家や職場とは別に、気持ちを切り替えて過ごせる場所を「第三の居場所」と考えてみましょう。
地域の集まりで話すことが楽しい人もいれば、カフェで一人静かに本を読む方が落ち着く人もいます。
顔なじみが増える安心感も、会話を求められない気楽さも、人によって大切さが違います。
大切なのは、どちらが望ましいかではなく、自分がその場所で無理をしていないかです。
自分に合う居場所は、過ごし方から選ぶ
人とつながりたいのか、一人の時間を持ちたいのか
新しい人と知り合いたいなら、サークルや地域の活動、グループで行う習い事が候補になります。
共通の話題があると会話も始めやすくなります。
一方、人間関係を広げることが目的でなければ、図書館やカフェ、一人で取り組める趣味も選択肢です。
習い事なら、講師と一対一で進める個人レッスンという形もあります。
ただし、個人レッスンは「誰とも話さなくてよい時間」ではありません。
講師とのやり取りはあります。
大勢の輪に入る負担は少なくても、一対一の会話が苦手な方には合わない場合があります。
そこですることがあると、過ごしやすい人もいる
何も予定がない場所でくつろぐのが得意な人もいれば、「何をしていればいいのだろう」と落ち着かない人もいます。
後者の方には、楽器、絵、運動など目的のある場所が向いているかもしれません。
することがあれば、無理に会話を続けずに済みます。
その日の課題に取り組み、終わったら帰る。
そんなシンプルな関わり方も、居場所のひとつです。
習い事を居場所にする前に、確認したいこと
通う頻度と費用が生活に合うか
習い事は、自由に立ち寄れる場所とは違います。
月謝や予約、一定の受講回数が必要な教室もあります。
月に数回、予定を決めて通うことが楽しみになる方には向いています。
一方、その日の気分だけで行き先を決めたい方には、カフェや公共施設などの方が気楽かもしれません。
レッスン料だけでなく、交通費や移動時間、欠席・変更時の扱いまで確認しておくと、始めてから負担を感じにくくなります。
「自分のペース」が何を意味するか
教室の案内でよく見かける「自分のペース」という言葉にも、違いがあります。
進む速さを合わせてもらえることと、好きなときだけ受講できることは別です。
優しい雰囲気でも、質問しにくかったり、うまくできない理由が分からなかったりすれば、続けにくいものです。
体験や見学ができるなら、失敗したときにどう教えてもらえるか、分からないことを聞きやすいかを確かめてみてください。
音楽には、一人で集中しながら人とつながれるよさがある
楽器の練習は、人との交流が中心でなくても続けられる趣味です。
音を聴き、手を動かし、思い通りに鳴らなければ試し直す。
その間は、目の前のことに集中できます。
例えば津軽三味線なら、撥の角度や力の抜き方を少し変えるだけでも、音の響きや弾きやすさが変わります。
曲を最後まで弾けた日だけでなく、「さっきより一音が出しやすい」と感じる瞬間にも面白さがあります。
もちろん、練習がうまくいかない日もあります。
楽器に触れれば必ず気持ちが整うわけではありません。
それでも、上達を急がず試行錯誤すること自体を楽しめるなら、仕事や家庭とは別の時間を持つきっかけになります。
津軽三味線の個人レッスンという選択肢
家や職場とは違う場所で、何かに夢中になる時間がほしい。そんな方には、楽器の個人レッスンも選択肢のひとつです。
広島市安佐南区の津軽三味線教室「のすけ会」では、マンツーマンでレッスンを行っています。
一人ひとりの音を聴きながら、構え方や撥の動き、リズム、身体の使い方などを確認し、それぞれの進み具合に合わせて取り組みます。
周囲と比べる必要はなく、自分の音にじっくり向き合えるのが個人レッスンのよさです。
レッスンは曜日や時間を固定せず、予定と教室の空き状況を相談しながら予約できます。
日常から少し離れ、好きなことに集中する時間を持つ。その積み重ねが、毎日の小さな楽しみになるかもしれません。
津軽三味線に興味を持った方は、教室選びで確認したいことも参考にしてみてください。
居場所をつくろうと頑張りすぎなくていい
第三の居場所は、通い始めたその日から「ここが自分の居場所だ」と感じるものとは限りません。
何度か訪れるうちに、過ごし方が分かり、少しずつ馴染んでいくこともあります。
まずは、人と話したいのか、静かに集中したいのか、何かを学びたいのか。
今の自分がほしい時間を考えてみるだけでも、候補は絞れます。
行ったあとに疲れすぎないか、また行きたいと思えるか。
時間や費用も含めて判断してみてください。
もし「一人で音に向き合う時間」が気になるなら、津軽三味線も選択肢のひとつです。
のすけ会では楽器を用意した個人体験レッスン(50分・3,000円)を行っています。
まずはレッスン形式と通い方を確認し、自分に合うか確かめてみてください。
