家でも職場でもない、自分のペースで戻れる場所があると、日常は少し楽になります。
毎日が、家と職場の往復だけになっている。
休日も、休むだけで終わってしまう。
人と関わっていないわけではないのに、どこか自分のための時間が足りない。
そんな感覚がある方にとって、家でも職場でもない「第三の居場所」は、日常を少し整えてくれる存在になります。
こうした場所は、サードプレイスと呼ばれることもあります。
ただ、言葉を知っているかどうかはあまり重要ではありません。
大切なのは、仕事や家庭での役割から少し離れて、自分のペースで過ごせる時間を持つことです。
この記事では、広島で家でも職場でもない居場所を探している方へ、趣味や習い事を選ぶときの考え方を紹介します。
家でも職場でもない居場所があると、日常に余白が生まれる
家は大切な場所です。
けれど、家にいる時間がすべて休息になるとは限りません。
家事があったり、家族との関わりがあったり、気づけば自分のことを後回しにしていることもあります。
職場も同じです。
仕事をしている時間には、役割や責任があります。
人に気を遣う場面も多く、自分の気持ちだけで動ける場所ではありません。
もちろん、家庭も職場も大切です。
ただ、その二つだけで毎日が埋まってしまうと、自分のための時間が少なくなりやすいです。
そこで大事になるのが、家でも職場でもない居場所です。
そこでは、誰かのために頑張るのではなく、自分の興味や感覚に戻ることができます。
好きな飲み物を飲みながら落ち着く時間。
体を動かして気分を切り替える時間。
音楽や芸術に触れて、普段とは違う集中をする時間。
そうした時間があるだけで、日常の感じ方は少し変わります。
「ここに来ると少し気持ちが切り替わる」
そう思える場所があることに意味があります。
広島で居場所を探すなら、「どう過ごせるか」を考える
広島で新しい居場所を探すとき、最初に考えたいのは「何を始めるか」だけではありません。
音楽、運動、ものづくり、語学、料理、絵画など、選択肢はいろいろあります。
ただ、長く続けることを考えるなら、内容以上に大切なのが「そこでどう過ごせるか」です。
楽しい趣味でも、通うたびに緊張しすぎる。
人間関係が濃すぎて疲れる。
上達を急かされてしんどくなる。
場所が遠くて、行くこと自体が負担になる。
こうなると、せっかくの趣味が気分転換ではなく、もうひとつの義務になってしまいます。
家でも職場でもない居場所として趣味を選ぶなら、次のような視点が大切です。
無理なく通えるか。
人との距離感が自分に合っているか。
急かされすぎず、自分のペースで続けられるか。
行ったあとに、少し気持ちが軽くなるか。
居場所として続けたいなら、気合いで通う前提にしない方がよいです。
生活の中に自然に入れられること。
これが、長く続けるうえではかなり大切です。
趣味や習い事は、自分のための時間を作りやすい
家でも職場でもない居場所を探す方法はいろいろあります。
カフェに行く。
運動をする。
地域の集まりに参加する。
芸術や音楽に触れる。
その中でも、趣味や習い事は取り入れやすい選択肢です。
理由は、そこに「すること」があるからです。
ただ場所に行くだけだと、何をしてよいか分からず落ち着かないことがあります。
しかし、習い事には、音を出す、体を動かす、手を使う、考える、先生に教わる、といった具体的な行動があります。
することがあると、その場に入りやすくなります。
人と話すのが得意でなくても、趣味そのものに集中できます。
毎回大きな成果がなくても、少しずつ積み重なっていきます。
この「積み重なっていく感じ」は、趣味や習い事の良いところです。
ただ休むだけでは得にくい充実感があります。
かといって、仕事のように成果を求められるわけでもありません。
自分のために時間を使っている。
日常とは違う集中ができている。
そう感じられる習い事は、生活の中のよい支えになります。
一人で向き合える趣味も、大人の居場所になる
居場所というと、人と集まる場所を想像しがちです。
けれど、一人で向き合える趣味も、大人には合いやすいです。
たとえば、音楽、絵、読書、手芸、楽器、写真などです。
これらの趣味は、人と競争しなくても続けられます。
自分のペースで進められます。
上手くいく日も、思うようにいかない日も、自分の中で受け止めながら続けることができます。
特に楽器は、一人で向き合う時間を作りやすい趣味です。
音を出す。
リズムを感じる。
体の使い方を確認する。
前より少し良い音が出る。
そうした小さな変化が、続ける楽しさになります。
また、楽器を習う時間は、普段の考え事から少し離れやすい時間でもあります。
音を聴き、手を動かし、リズムに集中しているうちに、自然と目の前のことに意識が向きます。
にぎやかな場所で交流するだけが居場所ではありません。
一人で音と向き合う時間も、自分に戻るための居場所になります。
一人で向き合える趣味については、こちらの記事でも紹介しています。
→ 一人でできる趣味を探している方へ|自分のペースで楽しめる音楽の始め方
音楽の習い事は、居場所と上達の両方を持ちやすい
音楽の習い事は、家でも職場でもない居場所として考えたとき、相性のよい分野です。
理由は、気分転換でありながら、少しずつ上達も感じられるからです。
ただぼんやり過ごすだけではなく、音を出して、聴いて、直して、また試す。
この繰り返しがあります。
上手くいかない日もあります。
でも、前より少し音が安定したり、リズムに乗れたり、弾ける部分が増えたりすると、日常では得にくい手応えがあります。
大切なのは、自分に合うペースで続けられることです。
急かされすぎると苦しくなります。
逆に、何も教わらず放任されると、どう進めばよいか分からなくなります。
居場所としても、習い事としても続けるなら、落ち着いて通える雰囲気と、必要なことをきちんと教えてもらえる環境の両方が大切です。
和楽器に触れる時間も、広島で始める趣味の選択肢になる
音楽の中でも、少し違った趣味を探している方には、和楽器という選択肢もあります。
和楽器というと、難しそう、敷居が高そう、昔から音楽経験がある人がやるもの、という印象を持つ方もいるかもしれません。
たしかに、専門的に追求すれば奥は深いです。
ただ、最初の一歩としては、初めて楽器に触れる方でも始められます。
津軽三味線も、そのひとつです。
津軽三味線は、力強い音や細やかな響き、リズムの心地よさが特徴の楽器です。
激しい曲の印象が強いかもしれませんが、最初から難しい曲を弾く必要はありません。
まずは構え方を知る。
バチの持ち方を覚える。
音を出してみる。
左手の動かし方に慣れる。
少しずつリズムに乗っていく。
このように順番に進めていけば、初めての方でも津軽三味線に触れることはできます。
自分の手から音が生まれる。
少しずつ音が変わっていく。
その体験が、日常とは違う時間を作ってくれます。
居場所は、特別な場所でなくてもいい
家でも職場でもない居場所というと、特別な場所を想像するかもしれません。
けれど、本当に大切なのは、見た目の華やかさではありません。
そこに行くと、少し気持ちが切り替わる。
自分のペースで過ごせる。
無理に役割を背負わなくていい。
でも、何かが少しずつ積み重なっていく。
そう感じられるなら、その場所は十分に居場所になります。
広島で新しい趣味を探すなら、最初から大きく生活を変えようとしなくても大丈夫です。
月に数回、自分のための時間を持つ。
普段とは違うことに集中する。
少しずつできることが増えていく。
それだけでも、日常の見え方は少し変わります。
カフェでも、運動でも、芸術でも、音楽でも構いません。
自分にとって無理なく続けられそうなものを選ぶことが大切です。
その中で、音を出す時間や和楽器に触れる時間に興味がある方にとって、津軽三味線はひとつの選択肢になります。
広島で津軽三味線を実際に体験してみたい方は、のすけ会のホームページから詳細をご確認いただけます。

